路面電車がパトカーに大変身!?

自動車 社会 社会

北海道警は1日、函館市交通局が運行する路面電車1両について、パトカーと同じく白と黒のツートンカラーに塗り分けた「パトカー電車」の運行を同日から開始したことを明らかにした。行き先表示幕を掲出する車両上部を赤色灯をイメージした赤にするなど、同局の協力を得た上で細かい部分まで再現した。

これは今年10月から函館市で開催する「路面電車サミット」に合わせたもの。このイベントに合わせ、函館市交通局が変わり種電車の運行を企画していたが、これを知った道警が「パトカー模様にしてみてはどうか」と強くアピール。

塗装費や広告費用を道警の函館方面本部と市交通局で分担することで実現している。同様の電車は愛知県で名古屋鉄道が運行しているが、路面電車がパトカー模様になるのは全国でもこれが初めて。

電車の側面には「防犯は日ごと家ごと地域ごと」、「試されるあなたの運転この大地」など、交通安全や暴力追放を呼びかけるスローガンも掲げられており、アピール性は必要充分。道警としては「安心して歩ける函館を一般市民だけではなく、観光客にもアピールできる」としている。

他の車両と同様に1日あたり8往復運行する予定で、ダイヤはその日ごとに変わるという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も
  2. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  3. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  4. 日産『エクストレイル』e-POWER が走行不能に!…土曜ニュースランキング
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る