IT社会で駐車場はどう変わるか---検討会

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「駐車場を求めてうろうろ」。そんなことが昔話になるかもしれない駐車場情報提供の研究成果が本日3日発表される。国土交通省では、2003年2月に「IT社会における駐車場情報提供のあり方に関する検討会」を設置し、様々な検討を行ってきた。

たとえば、携帯電話やカーナビなどのIT機器による駐車場情報提供システムをどう構築すべきであるか、などの基礎的な検討だ。その最終検討会が、東京にあるホテル・ルポール麹町(麹町会館)にて行われ、「駐車場情報に関するデータベース標準(案)」を取りまとめる。

検討会は、東京商船大学教授の高橋洋二を座長として、国土交通省道路局、警察庁交通局、首都圏などの都市部の道路局の課長クラスの職員、自動車メーカー、自動車パーツメーカーなどが参加して行われてきた。

的確な駐車場情報提供システムが確立されれば、路上駐車、駐車場をさがす“うろつき交通”の軽減が期待でき、渋滞や交通混雑の緩和に役立つはずで、今回の研究発表が期待されるところだ。

すでに携帯電話等では駐車場の空き情報などの提供、カーナビではVICSによる駐車場の使用状況を表示している。これらがさらに便利な情報を提供されるような検討会の結論を期待する。

《編集部》

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