日本自動車輸入組合が発表した8月の輸入車新車販売台数によると、前年同月比13.3%減の1万6404台となり、大幅に落ち込んだ。主力のドイツメーカー各社の販売が大幅に落ち込んだのが主因だ。
このうち、外国メーカーの販売台数は、同15.9%減の1万4796台と2ケタのマイナスだった。フォルクスワーゲンやメルセデスベンツ、BMWなどが大幅に落ち込んだ。昨年にヤナセがメルセデスベンツの販売キャンペーンを展開して、前年同月の水準が膨らんだ反動が出た影響もある。
日本メーカーの海外生産車は同21.8%増の1608台だった。ホンダの『エレメント』や『フィットアリア』の上乗せの影響が大きい。トヨタは『ヴォルツ』の販売が一巡して大幅に落ち込んだ。