難所にチャレンジ---半年後に遺体発見

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岐阜県警は2日、藤橋村にある奥揖斐湖の湖底から発見されたスポーツカーに乗っていたのは、今年3月中旬になっていた19歳の男性であるとほぼ断定したことを明らかにした。湖に沿っている国道417号線から転落事故を起こし、そのまま死亡したとみられている。

岐阜県警・揖斐署の調べによると、この男性は今年3月中旬、「クルマに乗ってくる」と家族に言い残したまま行方不明になっていた。5月中旬には家族から警察に対して捜索願いが出されており、警察では事件・事故の両面から捜索を続けていた。

先月下旬、奥揖斐湖を訪れた人から「湖底に白っぽいクルマが沈んでいる」との通報を受け、2日の午前中から引き上げ作業を行ったところ、車内から一部が白骨化した遺体を発見した。

遺体は仰向けになる状態でシートベルトを装着したままシートに座っており、クルマのナンバーは失われていたものの、車台番号から行方不明になっていた男性が所有していたクルマと同一であることがわかった。このことから警察では発見された遺体が行方不明になっていた男性とほぼ断定している。

国道417号線は岐阜県と福井県を結ぶ道路だが、県境付近の一部は林道と化している。未舗装道路だが岐阜県側はタイトなカーブが多いことから、これを攻略する目的のドリフト族が出没することも多いという。

ただしガードレールなどが全く設置されていない場所が数キロに渡って続くという超難所としても知られる。男性が転落したとみられる地点にもガードレールは設置されていなかった

《石田真一》

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