自動車総連、いよいよ能力主義へ

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車や日産自動車など、自動車産業の労組である自動車総連は、2005年に個別賃金交渉を導入する方向で検討することを決定した。新潟市で開いている定期大会で、執行部が方針を示した。

自動車総連は、春闘の相場形成に大きな影響力を持つ。従来の春闘では、年齢に応じて平均賃上げを要求していたが、2005年春闘から仕事の熟練度や役割に応じて賃金を決定する個別賃金交渉の導入を目指すことを執行部が提示した。

すでに、大手自動車メーカーでは賃金を成果主義、能力主義を導入する傾向にあり、労組としても労働の質に応じて賃金の絶対額を示す個別方式を導入した方がいいとの判断が働いている。

《レスポンス編集部》

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