経済産業省、JARIに過大請求分の返還要請

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経済産業省は、財団法人「日本自動車研究所」(JARI)に対し、委託研究費の過大請求があったとして、9750万円を返還するよう、同研究所に請求する、と発表した。同省は、JARIに対して再発防止策の提出を求めるほか、当時の省内監督責任者を、厳重注意処分とする。

JARIは、経済産業省が国の予算で実施する自動車関係の研究事業を委託されている研究機関。毎年、多くの委託費が経済省を経由して、同財団法人に支払われ、環境やITS(高度道路交通情報システム)など、自動車技術に関する研究を行っている。

今回、過去5年間分の請求内容を経済省などが調査したところ、2000−01年度に同省が外郭団体のNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)を経由してJARIに支払った3910万円と、00〜02年度に、旧自動車走行電子技術協会(今年1月JARIと合併)を通じて支払った5840万円の過大請求があったという。JARIは、予算を使いきるため、業務日誌を改ざんしていたという。

《編集部》

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