【トヨタ『シエンタ』発表】ライバルは身内だ!!……チーフエンジニア

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ『シエンタ』発表】ライバルは身内だ!!……チーフエンジニア
【トヨタ『シエンタ』発表】ライバルは身内だ!!……チーフエンジニア 全 2 枚 拡大写真

トヨタではコンパクトミニバンクラスに、『シエンタ』に近い存在の『カローラ・スパシオ』がある。スパシオにも1.5リットルエンジン搭載車がラインナップされ、販売店も同じということもあり強力なライバルとなるはずだ。

【画像全2枚】

その点についてシエンタのチーフエンジニアの永井正之氏は「シエンタのライバルを強いてあげるなら、私もスパシオになると思っています」とコメント。それではこの2台はどのようにすみ分けをしていくつもりなのか。

「スパシオは2BOXタイプのクルマから派生したモデルで、シエンタは3列シートミニバンとして専用開発されたクルマです。つまりスパシオのサードシートは急に多くの人を乗せなくてはならなくなった場合に使う、あくまでもテンポラリーなシートなのです」

「それに対しシエンタは、常にサードシートを出して、日常的に人を乗せることができる設計になっています。そして乗降性にも気を配っています。普段はサードシートをたたんで、ラゲッジにしておきたい方ならスパシオ。常にサードシートを出して、短距離でも日常的にサードシートに人を乗せる方ならシエンタ、と考えています」

確かにこの説明を聞く限りではすみ分けは可能そうだ。だが、実際にはスタイリングやリアドアの開閉方法(シエンタはスライド式でスパシオは通常のヒンジ式)も大きく違うため、最終的にはユーザーの嗜好により決定されることになるだろう。ともあれ選択肢が増えることはユーザーにとってみれば歓迎すべきことだ。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタがスーパーカー『GR GT』発表、4リットルV8ツインターボで650馬力以上…オールアルミ骨格採用
  2. 初代『NSX』が現代に甦る、ピニンファリーナデザインのスーパーカー「Tensei」発表…伊JAS
  3. 日産、新型コンパクトSUV『カイト』発表…新デザイン言語を反映
  4. 『エルグランド』新型に搭載、日産の次世代e-POWER用エンジン…STARC燃焼技術が日本燃焼学会「技術賞」に
  5. 「今年一番ハイになった」「進化が凄すぎ」超高級クーペになる新型『センチュリー』に期待の声集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る