【インプレ'03】両角岳彦 スバル『レガシィ6』 4代目はスタイル至上主義

試乗記 国産車
【インプレ'03】両角岳彦 スバル『レガシィ6』 4代目はスタイル至上主義
【インプレ'03】両角岳彦 スバル『レガシィ6』 4代目はスタイル至上主義 全 1 枚 拡大写真

レガシィの美点は堅実に組み上げた空間設計と、初代〜2代目の、地に足が着いた感じで安心できる走り。

しかし現4代目の商品企画はスタイリッシュ、スポーティというありきたりの発想へ。結果は並の日本流スポーティカー。

ドライビング・ポジションからして微妙に崩れた。先代で導入したリア・サスの基本設計に起因する進路の微小乱れ、旋回限界の挙動の崩れは変わらず。

PS機構を路面感覚が希薄で手応えが甘いものにしたことで、走りの確かさはさらに低下。6気筒モデルもそれらは共通。悪いエンジンではないが実用域トルクの薄さは何とかしないと。

■5つ星評価
パッケージング:★★☆☆☆
インテリア/居住性:★★★☆☆
パワー&フットワーク:★★☆☆☆
装備内容:---------
オススメ度:★★☆☆☆

両角岳彦| 自動車評論家
1951年長野県松本市生まれ。モノごころついた時からクルマが好き。大学・大学院と自動車工学を修め、自動車専門誌を経て独立。現在は徳大寺自動車文化研究所・主任研究員としてディーゼル排気浄化システムの開発に注力中。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  5. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る