ダイムラーグループの新型エンジン、滋賀で生産

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三菱自動車工業は、ダイムラークライスラー、現代自動車と共同開発するワールドエンジンの生産拠点としてパワートレイン製作所滋賀工場を選定したと発表した。

これに伴って滋賀工場の建屋面積を現状の5万5000平方メートルから6万7000平方メートルに拡張する計画だ。新設備の建設は2004年夏に完了、実際の生産は2005年春から開始する予定で、2005年に三菱が投入する国内モデルにワールドエンジンの第一弾が搭載される。初期投資額は100億円を超える見込み。

ワールドエンジンは、排気量1.8リットル、2.0リットル、2.4リットルという3種類の排気量を持つ直列4気筒アルミニウム・エンジン。先端技術を駆使し、低燃費、高い排気効率が特徴。三菱ではダイムラー、現代の3社で4気筒エンジンを設計・開発・エンジニアリングを行うための合弁会社グローバル・エンジン・アライアンスを設立している。

2005年から米国のミシガン州ダンディで、生産、日本でも2005年から滋賀工場で生産する計画で、3社でワールドエンジンの生産台数は年間150万台以上になる見込み。

《レスポンス編集部》

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