【インプレ'03】飯田裕子 アウディ『A3』 2代目にして貫禄を感じさせる

試乗記 国産車
【インプレ'03】飯田裕子 アウディ『A3』 2代目にして貫禄を感じさせる
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新型A3は随所に重厚感を感じることができ、2代目にして貫禄すら感じられる中身の熟成ぶりと落ち着きのあるスポーティさが印象的。

細かな部分にしっかり作り込んだ質感の高さも相変わらずだが、周囲のコンパクトカーの頑張りにより刺激や新鮮さは少なめ。

しかし、省燃費性に優れるエンジンを採用したスタンダードモデルの扱いやすさ、3.2リッターエンジンにクラッチ操作不要のDSGを組み合わせたスポーティモデルのダイナミックな走行性能は予想以上に頼もしく楽しい。

見た目以上に広い居住スペースとラゲッジの使いやすさは、おすすめポイントだ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★☆☆
インテリア/居住性:★★★☆☆
パワー&フットワーク:★★★★☆
装備内容:★★★☆☆
オススメ度:★★★★☆

飯田裕子| 自動車生活ライター
クルマ雑誌から女性誌、一般誌など様々なメディアでクルマの走る楽しさ、使う楽しさを提案する女流モータージャーナリスト。また評論活動の一方で、安全運転スクールの講師も勤める。日本自動車ジャーナリスト協会会員。

《飯田裕子》

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