眠気運転に罰則……でもどうやって判断するの?

自動車 社会 社会

米ニュージャージー州では、高速道路を「眠気が去らない状態で」運転したドライバーを違反とする、という法律が成立した。

これは、1997年に30時間寝ていなかったドライバーにより20才の学生がひき殺された、という事件の後に成立が検討されていた法案で、全米でも初の試み。被害者の名前をとって「マギー法」と呼ばれている。

罰則は飲酒やドラッグの影響下での運転にも劣らないくらい厳しく、10年以下の懲役と最高10万ドルの罰金が課せられる。

しかし、朝のラッシュ時、ある意識調査によると、全米で「眠気が完全に去らない状態」で運転しているドライバーは全体の51%にも達する、という。酒やドラッグならば呼気、血液などである程度影響が判定できるが、ドライバーの眠気を一体どうやって測定するのか、など、実際にこの法律にもとづいて検挙できるかどうかは疑問だ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  2. 新型取締機JMA-520/401に対応、セルスターが一体型コンパクトレーダー探知機「AR-225A」を発売
  3. 日産『アリア』改良新型を世界初公開へ、Vモーショングリルのない新デザインに…ジャパンモビリティショー2025
  4. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  5. メルセデスベンツ『GLA』次世代型をいち早くプレビュー! 斬新なテールライト装備?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る