【東京ショー2003出品車】ニューコンパクトの理想形---スバル『R1e』
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「フロントグリルからつながるボディサイドの面構成は、クルマの羽根のようなイメージです。このクルマはショルダーがないデザインなのでここでボリュームをコントロールしています。このモチーフはスケッチの段階から考えていました」と語るのは東京スタジオの安藤貴洋デザイナー。
「『B9』にも共通した意匠のグリルですが、具体的な形は違います。顔で表現したい目的は変わりません。これからも手法を変えてデザインしていきます。全体のフォルムはワンモーションでまとめ、タイヤで踏ん張る、というひとつの理想形です。小さいクルマ=安いクルマという常識を破り、本能で感じる美しさ、高い価値と質感を与えました」
「今回は気合の入れ方が違います」と語る安藤氏。デザイン改革は確かに起きている。そんな中でもザパティナス氏がインテリアの壁の中に隠れている、というユーモアも忘れない。皆さんは見つけられるだろうか?
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