【2003東京トラックショー】日野スカニア『SHD1』の運転姿勢は乗用車?

自動車 ニューモデル モーターショー
【2003東京トラックショー】日野スカニア『SHD1』の運転姿勢は乗用車?
【2003東京トラックショー】日野スカニア『SHD1』の運転姿勢は乗用車? 全 3 枚 拡大写真

今回のトラックショーでは、セミトラクタ『日野スカニア』シリーズが初めて展示された。スウェーデンのトラックメーカーであるスカニアが製造し、日野自動車が販売するという、両社協業プロジェクト第一弾となるものだ。

9月下旬から発売されており、会場説明員の話によると一番最初に輸入された10台についてはユーザーへの引渡しも済ませているそうだ。トラックドライバーからの注目度は非常に高く、運転席に乗り込んでスイッチ類の配置をチェックしたり、シートの座り心地をチェックする人が多かった。

面白いのはステアリングが立っており、その角度が乗用車に近いということ。トラックのステアリングは寝ている(角度が浅い)という印象があるが、日野スカニアのそれはかなり角度がある。シートバックも立ち気味で“姿勢良く運転する”感じのため、こちらも乗用車ふうだ。

もっとも、トラックドライバーからしてみれば「トラックらしからぬ運転姿勢」ということで、特にバック時のハンドル操作の難しさを指摘する声も聞かれた。

トランスミッションはセミオートマとなるが、マニュアルシフトモードで使用する際には右へ倒すとシフトアップ、左へ倒すとシフトダウンという特殊な配置となっている。このあたり各メーカーが操作性の良さを巡って競い合っているが、左右動の方が前後動よりも手首だけで操作しやすいという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ゴツすぎる…だが、それでいい!」日産のハイパワーSUV『パトロールNISMO』発表に、日本導入にも期待の声
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. 新型ランチア『イプシロンHF』発表、280馬力EVで0-100km/hは加速5.6秒
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る