【新型ホンダ『オデッセイ』発表】市販ナビに真っ向勝負!! 純正HDDナビが凄い

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【新型ホンダ『オデッセイ』発表】市販ナビに真っ向勝負!! 純正HDDナビが凄い
【新型ホンダ『オデッセイ』発表】市販ナビに真っ向勝負!! 純正HDDナビが凄い 全 1 枚 拡大写真

新型『オデッセイ』にはインターナビ・プレミアムクラブ対応のハードディスク(HDD)ナビがメーカーオプション(ファクトリーオプション)として設定されている。

9月下旬に発売された『シビック』に装着された2DINタイプのものとは異なるタイプで、「プログレッシブコマンダー」と呼ばれるコントローラーユニットも含めた形でセンターコンソールに組み込まれた一体式となる。

HDDの容量は20GBで、CDプレーヤーで再生した楽曲をATRAC3方式に変換して収納する「サウンドコンテナ」機能もプラスされている。1曲を6分と換算した場合、約800曲を収録できるだけのユーザースペースを持つ。

インターナビ・プレミアムクラブによるサービスも充実している。蓄積したデータを使い、渋滞の発生地点や発生しやすい時間を予測し、それを加味した上で目的地までの最短時間で到達できるルートを設定する「渋滞予測情報」も使えるようになった。これは自動車メーカーとしては世界で初めて実用化したもので、現状ではオデッセイのHDDナビのみが対応している。

また、HDDに収録された地図データの書き換えは24カ月点検時に無料で行われることも現時点で表明されている。『アコード』などに装着されたDVDナビの地図ディスク無償交換にも驚かされたが、HDD書き換えサービスの実施はそれ以上の衝撃感を覚える。

価格は装着されるグレードによって異なるが、ホンダが最量販グレードと位置付ける「M」の場合で34万5000円。最上級グレードの「L」が30万円。スポーティーグレードの「アブソルート」では34万円となる。

市販HDDナビに真っ向勝負を挑む、そんな絶妙な価格帯が設定されているが、テレマティクスに対応していることや、2年後の地図更新が無料であることを考慮すれば「お買い得感が非常に強い」と言っても決して過言ではないだろう。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. プレミア化は必至!?『ランクル』を知り尽くしたトヨタ車体の「ラリー仕様」限定車にSNS歓喜
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る