【藤井JH総裁聴聞】その3---藤井氏側の言い分

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これに対し、藤井氏側の弁護士は、(1)公団としての正式な財務諸表はあくまでも6月に作成したもの。言わゆる“幻の財務諸表”は公団として作成したものではなく、国会でも一貫してその旨を答弁してきた、(2)報道後、自分なりに会議の出席者に電話で会議の模様を聞くなど、適切に対応した、(3)JHから携帯電話を支給されているし、そもそも総裁は秘書を通じて連絡をとるのが普通。自分から電話をとることはない。また、自宅などに脅迫電話がかかっており、セキュリティ上の理由もある---などと反論した。

午前中はほとんど口をきかなかった藤井総裁だが、午後からは積極的に発言。最後に弁護団が“無実”を証明する証拠書類を出す頃になり「自分は総裁という地位にこだわっているのではなく、国民のために働いているのだから、圧力に左右されることなくきっちりと仕事する。そのための身分保障だ」と、自分の解任が小泉総裁のパフォーマンスに使われた、との認識を暗に示しつつ、身の潔白を主張した。

居並ぶ弁護団もそれぞれ、聴聞や解任理由などについて独自の意見を主張。19時03分、長時間に及んだ聴聞はようやく終わった。

《編集部》

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