【藤井JH総裁聴聞】その3---藤井氏側の言い分

自動車 社会 社会

これに対し、藤井氏側の弁護士は、(1)公団としての正式な財務諸表はあくまでも6月に作成したもの。言わゆる“幻の財務諸表”は公団として作成したものではなく、国会でも一貫してその旨を答弁してきた、(2)報道後、自分なりに会議の出席者に電話で会議の模様を聞くなど、適切に対応した、(3)JHから携帯電話を支給されているし、そもそも総裁は秘書を通じて連絡をとるのが普通。自分から電話をとることはない。また、自宅などに脅迫電話がかかっており、セキュリティ上の理由もある---などと反論した。

午前中はほとんど口をきかなかった藤井総裁だが、午後からは積極的に発言。最後に弁護団が“無実”を証明する証拠書類を出す頃になり「自分は総裁という地位にこだわっているのではなく、国民のために働いているのだから、圧力に左右されることなくきっちりと仕事する。そのための身分保障だ」と、自分の解任が小泉総裁のパフォーマンスに使われた、との認識を暗に示しつつ、身の潔白を主張した。

居並ぶ弁護団もそれぞれ、聴聞や解任理由などについて独自の意見を主張。19時03分、長時間に及んだ聴聞はようやく終わった。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  2. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  3. 15年の沈黙を経て...アウディ『RS6 セダン』、デジタルで先行復活!
  4. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  5. メルセデスベンツ『GLC』新型、V8エンジンなるか!…12月のスクープ記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る