【東京ショー2003速報】トヨタ『クラウン』コンセプトはキープコンセプトか!?

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【東京ショー2003速報】トヨタ『クラウン』コンセプトはキープコンセプトか!?
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トヨタ伝統の高級車、『クラウン』は99年9月にフルモデルチェンジされてからすでに4年が経過。東京モーターショー後のタイミングで次期クラウンがデビューするとみられている。トヨタブースに展示されている「クラウン」コンセプトは、参考出品の扱いではあるが、グリルとホイール以外はほぼ新型クラウンそのまま。

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クラウンコンセプトのフォルムは現行モデルの雰囲気をほとんど踏襲している。一見、ビッグマイナーレベルのフルモデルチェンジだが、実はエンジン、ディメンションその他、車両のほぼ全面的にわたって改設計されている。エンジンは伝統の直列6気筒が廃止され、新開発の3リットル直噴V6。変速機は6速シーケンシャルシフトマチック。ホイールベースは70mm延長されて2850mmと長大。現行モデルの弱点であったトレッド幅は1525mmに拡大され、操縦安定性は大幅に向上しているものとみられる。市販時のインプレッションが楽しみなモデルである。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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