【東京ショー2003速報】日産シティブラウズ機能はそう遠くない将来……

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【東京ショー2003速報】日産シティブラウズ機能はそう遠くない将来……
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「誰でも簡単に扱える」という意味ではテレマティクス対応ナビとして一歩リードした感のある日産カーウイングス。今回のショーでは未来のカーウイングスの姿を垣間見ることも出来る。コンセプトカー『セレニティ』に搭載されたシティブラウズ機能がそれだ。

これは自分が走行している道路に近い場所にある飲食店などのスポット情報を矢印で表示するとともに、詳細情報を音声で読み上げていくというもの。セレニティのようなホリゾンタルメーターでは、矢印表示が中央から徐々にサイド側へ移動していく。クルマが走り去れば、目標点も遠ざかっていくという仕組みだ。

未来のアイテムという気もするが、日産自動車総合研究所・車両交通研究所の坂田雅男さんは「通信インフラとコンテンツホルダーの問題さえ解決すれば、そう遠くない将来に実現可能なレベル」と説明する。

飲食店などの情報は鮮度が高いものではないと意味が無いので、それを車両に伝達する情報インフラの整備。そしてそのナマの情報を集めてくるコンテンツホルダーの存在はシティブラウズの実現に必要不可欠なもの。そして現状で欠けているのがこの二点ということになる。

逆に言えばそれさえクリアすれば実現までの道のりが一気に縮まるということ。簡単に解決する問題ではないが今後に期待したい。

《石田真一》

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