保育園周辺での路上駐車を狙って車上荒らし

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京都府警と福井県警は28日、保育園に園児を送迎するためのクルマを狙い、車上荒らしを繰り返していた35歳の男ら3人のグループを27日までに窃盗容疑で逮捕、送検していたことを明らかにした。現在までに判明している被害総額は300万円を超えるとみられる。

京都府警と福井県警の両捜査三課の調べによると、今回逮捕されたのは35歳の男を筆頭にした3人組の窃盗グループ。このグループは保育園に園児を送迎する目的で周辺に路上駐車されるクルマを狙い、判明しているだけで40件あまりの車上荒らし被害を出したとされている。

送迎のために保育園を訪れたクルマは施錠されないことが多く、不特定多数の人が入り乱れる時間帯のために犯行に及びやすいことに主犯格の男が目を付け、犯行を実行。京都府を中心に周辺の各県へ波及していったとみられている。

当初は施錠していないクルマをターゲットとしていたが、そのうちに犯行形態がエスカレート。施錠されたクルマの窓ガラスを石で強引に割るなどしていたが、これが原因で摘発されることになった。

3人はこれまでに判明した40件あまりについては関与を認めているが、警察では余罪が他にもある可能性が高いとして、周辺の各警察本部にも連絡を取って調べを進めていく方針だ。

《石田真一》

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