今年の米市場は1650万台水準---ホンダの雨宮副社長

自動車 ビジネス 企業動向
今年の米市場は1650万台水準---ホンダの雨宮副社長
今年の米市場は1650万台水準---ホンダの雨宮副社長 全 1 枚 拡大写真

ホンダの雨宮高一副社長は、今年の米国市場について、1650万台程度になるとの見通しを明らかにした。10月の米市場は年率換算でやや低レベルにあり、11月以降、クリスマス商戦に向けて米国メーカーを中心に再びインセンティブが積み増しされるとの前提による見通し。

モデルイヤーの切り替え月となった10月は、各社がインセンティブを「5−10%落とした」(雨宮副社長)結果、年率換算ベースでは1500万台規模に落ち込む見通しとなっている。インセンティブによって販売が大きく左右される状況にあり、雨宮副社長は「需要は決して強くない」と見ている。

ホンダは、今年の米市場を「1600万台プラスアルファ」と想定してきたが、ここまでは、その見通しに沿った展開と判断している。同社の2004年3月期の北米販売計画は、前年比2.8%増の156万5000台。上半期の実績は78万2000台と順調に推移している。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  3. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  4. ポルシェ『カイエン』新型、11月19日世界初公開へ
  5. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る