フィアット第3四半期、売り上げ2ケタ減で赤字続く

自動車 ビジネス 企業動向
フィアット第3四半期、売り上げ2ケタ減で赤字続く
フィアット第3四半期、売り上げ2ケタ減で赤字続く 全 2 枚 拡大写真

フィアットが発表した第3四半期決算は、売上高が前年同期比17.9%減となったこともあり、最終赤字は1億4500万ユーロ(182億円)と連続して赤字となった。

売り上げは、部門売却による減少に加えて、乗用車、商用車ともに大きく落ち込み、全体の売り上げは、前年同期比17.9%減の98億3700万ユーロ(1兆2394億円)となった。

1億4500万ユーロ(182億円)の最終赤字額は、前年同期の赤字額4億7900万ユーロ(603億円)から縮小しているが、これは、航空宇宙部門フィアット・アビオの株式売却益7億8100万ユーロ(984億円)を計上したことなどによるもので、実際の赤字額は見かけよりも大きい。ただ、借入金の返済はすすみ、6月末48億1200万ユーロ(6063億円)から、9月末には29億5200万ユーロ(3719億円)に減少した。

同社では、9月に発売した新型車『パンダ』の販売に期待をかけている。また、GMによるフィアット・オート株式の買い取り契約に関して、同社のジュゼッペ・ムーチョ氏は、契約を破棄し、その代わりにGMから、金銭的な補償を求めることもありうることを示唆している。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 外国人の運転免許証切り替えを厳格化、訪日観光客は申請不可に[新聞ウォッチ]
  2. 【BMW R1300RT 試乗】200km/hクルーズの快適さは、もはや飛行機レベル…佐川健太郎
  3. 新型スバル『フォレスター』のエキゾーストをアップデート! ブリッツ「ニュルスペック・カスタムエディション」発売
  4. 車中泊のトレンドに変化あり? 乗用車ベースが伸びてくる可能性…キャンピングカーランキング 6月
  5. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る