生タマゴを投げた暴走族グループ摘発

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警視庁は7日、暴走族の取り締まりに当たっていた警察官に対し、生卵を投げるなどして抵抗。捜査の妨害を行ったとして、東京都江東区内を拠点とする暴走族グループを指揮していた22歳の男と、この男の命令に従って卵を投げていた16歳の少年ら7人を公務執行妨害容疑で逮捕した。

警視庁・交通捜査課、同・久松署の調べによると、このグループは今年8月24日の午前2時25分ごろ、中央区日本橋蠣殻町の交差点へバイク5台に分乗して進入。交差点の中央部を一時占拠し、付近の交通に支障を与えた。

この際、暴走を止めようとした久松署・地域課所属の55歳巡査部長に対し、メンバー2〜3人が隠し持っていた生卵をこの巡査部長に向かって投げつけた。さらは追跡中のパトカーや、逃走ルート上にあった交番などにも生卵を投げつけ、追跡を妨害した疑いがもたれている。

警察の取り調べに対し、主犯格の男は「必死になって追いかけてくる姿が面白かった。スリルあることをしたかった」と供述。反省している様子は全く見られないという。また、犯行に使った生卵は万引きしたと供述しているメンバーもいることから、警察では窃盗容疑についても調べを進めていく方針だ。

《石田真一》

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