スバル富士重中間決算、増収&減益

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スバル富士重中間決算、増収&減益
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富士重工業の2003年9月中間の連結決算は、売上高が前年同期比2.6%増の6653億円となり、過去最高となった。しかし、米国のインセンティブが増えたことや為替差損で、営業利益は同50.4%減の183億円と、収益は半減した。

新車販売の国内売上は同5.3%増の11万3000台となり、前年を下回った。これは軽自動車の『プレオ』の販売が低迷しているためで、軽自動車は同7.2%減の6万1000台だった。ただ、登録車は新型になった『レガシィ』の販売が好調で同7.2%増の5万2000台となり、国内の売上高も同2.0%増の2921億円だった。

海外も欧州の『フォレスター』が好調で同1.2%増の13万5000台だった。海外売上高も同3.1%増の3732億円だった。

しかし、新車販売が順調で原価低減も85億円の増益効果があったが、米国のインセンティブが増えたことなどで239億円の減益要因、52億円の為替差損で、営業利益は大幅減益となった。

経常利益も同21.6%減の244億円、当期純利益は前年の水準がバス事業撤退の処理費用で低かった影響で同16.2%増の194億円だった。

《レスポンス編集部》

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