スバル富士重単独決算、諸経費増と為替に泣く

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スバル富士重単独決算、諸経費増と為替に泣く
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富士重工業が発表した2003年9月中間期の単独決算によると、売上高は前年同期比2.5%増の4551億円、営業利益が同41.2%減の144億円となり、増収減益となった。増収は2期ぶりで過去最高、減益は2期連続だった。

期中の国内の新車売上げ台数は、同1.5%減の11万9000台だった。新型スバル『レガシィ』の効果で登録車は同15.5%増となったが、台数の多い軽自動車が同13.0%減と落ち込んだ。輸出は同0.4%減の9万7000台と微減だった。

収益では、71億円の原価低減の効果があったものの、諸経費など78億円、為替差損で57億円などの減益効果があり、営業利益も大幅減益になった。

経常利益は同29.5%減の162億円、当期純利益は同7.5%増の109億円となった。

通期見通しでは、国内の新車売上げが同4.5%増の26万3000台、輸出が同1.4%増の19万9000台と好転する予想で、売上高が同3.0%増の9400億円を見込む。ただ、諸経費の増加や為替差損で、営業利益は同38.2%減の310億円、経常利益が同35.4%減の300億円の見込み。

《レスポンス編集部》

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