飲酒天国オキナワ?---検挙者の24%は確信犯

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沖縄県警は14日、今年1月から9月までの間に県内で飲酒運転を行ったとして検挙した約3500人を対象に行った「飲酒運転の実態調査」の結果を公表した。「飲みに行くためにクルマに乗った」という確信犯が全体の24%を占め、再犯率も高いことがわかった。

これは沖縄県警の交通企画課が実施している。今年1月から9月までの間に飲酒運転(酒気帯び、酒酔い)を行ったとして検挙した3527人を対象に、現場で聞き取り調査した結果などをまとめた。

その結果、飲酒運転を行ってしまった理由として最も多かったのが「飲むつもりは無かったが、場の雰囲気に流されて飲んでしまった」というもので、全体の76%を占める。また24%は「最初から飲酒運転するつもりでクルマに乗った」と答えており、こちらはかなり悪質な確信犯といえる。

沖縄の場合、公共の交通機関が不便であり、飲んで帰ると帰宅が遅くなるからクルマ移動は仕方がない…というのが大きな理由らしいが、飲酒に寛容な土地独特の甘えともいえる。だが、実際には「自宅から10km圏内で飲酒運転をした」として捕まった人が全体の65%で、「遠いからクルマ」という言い訳は通用しそうにない。

また、回答者全体の約20%は複数回の検挙率があり、さらには「捕まったことは運が悪いと思ってあきらめ、今度はバレないようにやる」とほのめかした者もいたようだ。検挙される件数が多かったのは週末に集中しており、時間帯は深夜から未明に掛けてが全体の76.6%を占めている。

沖縄県警では「県民の飲酒に対する考え方を改めないと検挙者の激減というのは難しい」とコメントしている。

今月9日には琉球大学で行われた学園祭で地元の中学生およそ140人が飲酒を行い、大学側がこれを不祥事と受け止め、来年の学園祭中止を検討するという騒ぎも起きている。中学生の飲酒(しかも泥酔)を注意しないという土壌があるということは、警察がどんなに頑張って検挙していっても焼け石に水といった状態が続きそうだ。

《石田真一》

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