死亡事故を起こしたドライバーは泡盛を飲み続けた

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埼玉県警は25日、23日早朝に久喜市内で発生した乗用車同士の衝突事故で、泥酔状態でクルマを運転していたとして逮捕された20歳の男が、事故直前まで泡盛などの高アルコール飲料を大量に飲んでいたことを明らかにした。

警察では「泥酔運転を何度も繰り返しており、非常に悪質である」として、危険運転致死傷容疑の適用を視野に入れている。

この事故は23日の未明に久喜市内で発生している。挙動が怪しいとしてパトカーの追跡を受けていた乗用車が赤信号を無視して同市南4丁目付近の県道交差点に進入し、44歳男性運転の乗用車と出会い頭に衝突した。

この事故で後部座席にいた9歳の男児が破損した窓から車外に放出されて死亡、12歳の少女も肩の骨を折る重傷を負った。後部座席にいた3人はいずれもシートベルトを着用していなかったとみられ、これが被害を拡大させることになった。

信号無視を強行した20歳の男からは呼気1リットルあたり実に0.8ミリグラムの高濃度のアルコールを検出。後の調べで事故の直前まで泡盛やビールなど、ジョッキで6〜7杯の飲酒を行っていたことがわかった。

7月22日には酒気帯び運転で90日間の免許停止になっていたが、9月に無免許の状態で泥酔運転を行って逮捕。この際に免許は取り消しとなっている。

こんど事故の際にも泡盛を飲んでいたとされており、取り調べに対しては「酔った気がしない」などと話していたが、すでにろれつが回っていなかったようだ。

警察では直前までこの男と一緒に飲酒を行い、同様にクルマを運転して帰った友人からも話を聞くとしている。

事故を起こした男に対しては道路交通法違反容疑などで現在事情を聞いているが、危険運転致死傷容疑を近々適用する方針で、現在調整を行っているという。

《石田真一》

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