タンクローリーが突っ込み、ベッドの横50cm

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11月29日早朝、石川県志雄町内の国道159号線で、対向車との衝突事故を起こした大型タンクローリーが道路脇の民家に突っ込むという事故が起きた。

幸いにも死亡者は出なかったが、突っ込んだタンクローリーは就寝していた住民のわずか50cm横まで接近。もう少しずれていたなら惨事が起きていた。

石川県警・羽咋署の調べによると、事故が起きたのは11月29日の午前5時35分ごろだという。志雄町荻島付近の国道159号線で、56歳女性の運転する乗用車が対向車線に進入。前方から走ってきた34歳男性が運転する大型タンクローリーと正面衝突した。

タンクローリーはそのまま50mほど走り、道路脇にある民家に突っ込んだ。タンクローリーは民家の1階部分を破壊して止まった。

この家には5人が住んでいたが、タンクローリーは21歳の長男がいた部屋を直撃。当時この長男はベッドで就寝していたが、タンクローリーはベッドの横50cmの距離をかすめ、横転して停止した。

直後に燃料タンクから軽油40リットルが漏れたものの、運搬していた軽油20キロリットルは漏れることなく、事故処理中に別のタンクローリーで回収を行っている。

警察では乗用車が雨で濡れた路面でスリップしたことが事故の原因とみているが、双方のドライバーが全治1週間程度の軽傷を負ったのみで済み、住民にもケガが無かったことについては「奇跡としか言いようがない」と話している。

《石田真一》

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