車検場でのトラブル実態---検査法人まとめ

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車検を担当する国の独立行政法人、自動車検査独立行政法人は2日、今年上半期(4−9月)の間に、検査官が恫喝されるなどの「不当要求事例」発生状況をまとめた。

同期間中、全国の車検場でこうした不当要求事例は378件発生し、このうち1割に相当する39件は警察官が出動、2件で逮捕者が出る騒ぎとなった。

無理に合格を強要する「合格強要」が最も多く161件、大声を出すなどの「威圧行為」が100件、執ような説明強要(ごねる)が56件、検査官の胸ぐらを掴むなどの「暴力行為」が12件---などとなっている。

国交省と同法人は検査ラインに警備員や防犯カメラを設置するなどして、こうした不当要求への対策を進めているが、前回調査時(2002年7月−03年3月)と比べて、1日当たりの発生件数はむしろ増えており、さらなる対策が求められそうだ。

《編集部》

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