“政治家の圧力”はなかった---イニシャル疑惑で政府見解

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政府は日本道路公団(JH)の工事入札や人事にからむ疑惑について「政治家などからの圧力はなかった」とする見解をまとめた。

JH前総裁の藤井治芳氏が石原国交相にほのめかしたとされる“イニシャルトーク”をめぐり、共産党の穀田恵二議員が提出していた質問に答弁書の形で答えた。

2000年12月にJHが13件の工事発注を延期した際、地元の工事が含まれていた青木幹雄参院幹事長が激怒し、藤井氏や国交省幹部に圧力をかけたとされる疑惑について、答弁書は「地元自治体の首長が困惑しないよう良く説明して欲しいという依頼があったのは事実」としながらも、圧力を否定した。

このほか飯島勲大臣秘書官からの“恫喝”も「電話をかけた事実はない」と否定した。政府側としては、これで“イニシャル疑惑”の幕引きを図りたい考えだが、徹底抗戦の姿勢を見せる藤井氏の動きによっては、問題が再燃する可能性も残されている。

《編集部》

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