スバルテクニカインターナショナルは15日、スバルワールドラリーチーム（SWRT）に、若手ドライバー、ミッコ・ヒルボネン（フィンランド生まれ、23歳）を起用すると発表した。
スバルテクニカインターナショナルはスバル富士重工業モータースポーツ部門で、SWRTはWRC＝世界ラリー選手権に参戦するワークスラリーチームである。
SWRTは若手ドライバーにチャンスを与えて才能を伸ばしてきた。これはチームのポリシーにもなっているという。また、同郷のトミ・マキネンからの強力な推薦もあり今回のヒルボネンの起用につながった。
SWRTはこれで04年の出場ドライバー2名体制を固めた。04年シーズン、SWRTは、03年のワールドチャンピオン、ペター・ソルベルグ（ノルウェー）とヒルボネンとのコンビで16戦全戦に出場する。
また参戦車両の「インプレッサWRカー」については、3月、シーズン第3戦のメキシコラリーで「インプレッサWRC2004」（仮称）がデビューする予定である。
