飲酒運転した生活指導担当の教諭、懲戒免職

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秋田県教育委員会は17日、飲酒運転を行い、道路交通法違反(酒気帯び運転)で検挙されていた秋田市内の中学校に勤務する40歳の男性教諭を同日付で懲戒免職処分にした。

県教委は今年5月に飲酒運転発覚時の罰則規定を強化しており、懲戒免職処分が言い渡されるのは今回が2例目となる。

県教委によると、この教諭は11月20日の午前1時30分ごろ、秋田市土崎付近の居酒屋に併設された駐車場から自分の所有するクルマに乗って発進しようとした際、飲酒運転を警戒中の秋田県警・秋田臨港署員に発見された。その場でアルコール検知が実施され、酒気帯び相当量のアルコールを呼気から検出したため、道交法違反容疑で検挙された。

この教諭は21日まで通常通り出勤したが、同日の午後に検挙の事実を校長に報告。連休明けとなる翌週25日から自宅謹慎となっていた。教諭は勤務先の中学校で生活指導を担当しており、学校側としても「厳しく罰しないと生徒にも悪影響を与える」と判断したようだ。

県教委ではこの教諭に対する処分を検討してきたが、警察の摘発を受けていることから、今年5月20日から導入された飲酒運転に対する罰則強化策を適用。教諭に対して懲戒免職処分を実施した。また、この教諭が勤務していた中学校の校長に対しても戒告処分が実施されている。

《石田真一》

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