パイオニアは18日、通信型カーナビゲーション『Air Navi』のステージアップを実施。「オービスライブ」と、「マップメンテナンス」のサービス提供を開始した。
「オービスライブ」は有料で提供されるサービス。地図上にオービス(速度違反自動取締機)設置されているポイントをマークし、オービスに接近した場合には高速道路では2km手前から、一般道では1.5km手前から最大3回のアラーム音で警告を行うというもの。
収録されているオービスの数は全国597カ所。また、これに合わせ、いわゆる「ねずみ捕り」の多発ポイント117カ所も収録されている。
ダウンロード料金は1回2000円。一度ダウンロードすれば次回更新時までそのまま使うことができる。現状では年2回程度の情報提供が予定されており、地図だけでなく、最新のオービスポイントまでマークできることになる。
もうひとつ提供される「マップメンテナンス」は、地図上に表記された建物、商業施設の名称等の表記について、ユーザー自身が情報を提供できるようにするというもの。例えば「地図上ではAとなっているが、今はBという名称に変わった」などという場合、これをAir Naviからアップロードできる。
提供された情報については、パイオニア側でチェックを行い、次回更新の際などに反映されるようにする。提供された全ての情報が採用されるわけではないが、「常に新しい情報を提供する」というAir Naviの理念に沿ったものとなる。
こちらはユーザー自身の善意によって提供される情報であり、利用はもちろん無料だ。