暴走族仕様バイクがターゲット…窃盗グループを逮捕

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警視庁は18日、自分たちの所属すするグループの勢力拡大を目論み、他の暴走族グループが使用している改造バイクをマンションの駐輪場から盗みだしたとして、葛飾区や江戸川区を活動拠点とする暴走族メンバー5人を窃盗容疑で逮捕した。

警視庁・少年事件課、同・葛飾署によると、今回窃盗の容疑で逮捕されたのは、葛飾区内に住む元暴走族リーダーの19歳少年ら、合わせて5人。

このグループは今年8月22日の未明、葛飾区東立石2丁目付近にあるマンションの駐輪場に侵入し、別の暴走族グループのメンバーが使用していた改造バイク2台を盗み出した疑いが持たれている。

グループは前輪と後輪、双方のホイール部に金属バットや鉄パイプを通し、そのまま持ち上げて軽トラックに積み込むという手口でこれ以外にも数件の犯行を重ねていたとみられる。

被害に遭ったのは全てが“暴走族仕様”に改造済みのバイクで、未改造のものは1台も無かった。

これについて主犯格の少年は「自分たちの勢力を拡大するためにはメンバーが乗るバイクが必要だった。未改造のものを盗むと改造にカネがかかるし、だったら改造済みのバイクを盗んだ方が早いと思った。敵対するグループのバイクを盗み、走れなくすれば一石二鳥にもなって丁度良い」などと供述しているようだ。

警察では逮捕したメンバーを厳しく追及するとともに、部品の一部は他のグループに転売していた可能性もあるとして、余罪についても追及する方針。

《石田真一》

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