クルマで火星に行こう!……探査機『ビーグル2』を作ったのは?

自動車 ビジネス 企業動向
クルマで火星に行こう!……探査機『ビーグル2』を作ったのは?
クルマで火星に行こう!……探査機『ビーグル2』を作ったのは? 全 1 枚 拡大写真

先月の中国による有人宇宙飛行実験の成功以来、宇宙への夢が、ふたたび世界的に盛り上がっている。今週25日のクリスマスには、イギリス製の火星探査機『ビーグル2』が火星表面に着陸する。

今回の火星探査計画は、イギリスの威信をかけて、コリン・ピリンジャー博士の指揮の下に進められてきた。そして、『ビーグル2』の部品の製造や設計には、イギリスの自動車関連企業が多大な貢献をしている。

まず、『ビーグル2』のカーボン・ファイバーのボディの開発は、マクラーレン(McLaren)が担当した。また、ジャガーなどの高級車の設計を行っていローラ・カーズ(Lola Cars)は、火星突入の際に取り外されるカバーの設計を行った。パーキング・センサーの開発を行うロケ・マナー・リサーチ(Roke Manor Research)は、着陸時のセンサーの開発を担当している。

世界の自動車メーカーの多くは、航空宇宙部門を有してきたが、昨今のリストラの波で、こうした部門を分離・売却してしまう会社も多い。しかし、『ビーグル2』のケースを見ていると、宇宙への夢の実現に、自動車メーカーが果たす役割は、まだまだ大きい。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 史上最強のVW『ゴルフGTI』、6月20日デビューを予告
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 宮崎「シーガイア」にサーキットがオープン! セグウェイの「電動ゴーカート」を日本初導入
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る