新車のカラーの動向を調査しているデュポン社の調査によると、2003年もっとも人気があった色はシルバーで、新車全体の20%以上がシルバーで占められていたという。
自動車カラーの人気はファッションの流行、経済状況など様々なものに左右されるため、予想が困難ということで、毎年自動車メーカーやペイントメーカーは来年の色を占うのに苦労している。
しかし、ファッションショーのトレンドなどから浮かび上がってくるのは、ツートーンカラーの復活、という傾向。アメリカでは、ずばり、ブラックとシルバーというシックなツートンが来年は人気になるのでは、と考えられているようだ。
ところで、ニュージーランドで行われた自動車の色と事故の関連性についての報告によると、シルバーは他の色に比べてもっとも事故が起こりにくい、また事故を起こしてもその程度が軽い、という傾向がはっきり見られるという。ということは今年は例年に比べて交通事故が全般的に減少、という傾向なのだろうか?