酔った勢いで!? 警察庁技官がバス車内で痴漢

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警視庁は23日、路線バスの車内で乗り合わせた女性客に対し、わいせつな行為を行ったとして40歳の警察庁職員(技官)を東京都迷惑防止条例違反(痴漢)の現行犯で逮捕した。取り調べに対し、男は「酒に酔っていて、つい触ってしまった」と供述している。

警視庁・玉川署の調べによると、事件が起きたのは23日の午前0時40分ごろだという。世田谷区深沢3丁目付近を走行していた路線バスの運転手に対し、乗客の24歳女性が「隣に座っていた男に足を触られた」と届け出た。

女性を触ったという男は言い訳をするような言動をしながらバスを降りようとしたが、運転手らが男を追いかけて取り押さえ、警察に通報。男は駆けつけた同署員に現行犯逮捕された。

後の調べで、この男は警察庁の関東管区警察局(神奈川県通信部・機動通信課)に勤務する技官であることが判明した。男は酒にかなり酔っており、取り調べに対しては「欲求を抑えられずに触ってしまった。大変申し訳ない」と供述しているという。

酔客がバスや電車の車内で起こす痴漢事件は今年に入って急増しているが、警察では「触っている側に反省する心があまりなく、酔った勢いで再犯に走りやすい。酔っているからといって大目に見ることはない」としており、厳しく対処しているようだ。

《石田真一》

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