【インプレ'03】松田秀士 プジョー『206RC』ハードな中にも覗かせる猫足フィール

試乗記 国産車
【インプレ'03】松田秀士 プジョー『206RC』ハードな中にも覗かせる猫足フィール
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プジョーにしてはハードなサス。でもしなやかさはある。ハンドルは重く、フロントタイヤ限界ギリギリでの操舵感覚はズッシリとステアリングに伝わり、アクセルの踏み方次第ではアンダーやオーバーを覗かせる。

ブレーキングからシフトダウンし(MTしか設定がないところがプジョーらしい)、ブレーキを残しながら素早くステアリングを切り込むと、リヤタイヤが流れ始めるが、それほど唐突ではないし、キャンセル可能なESPがあるから安心。ESPをOFFにしたときは、アクセルを踏んでやればオーバーは収まる。フレンチスポーツは健在だ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★☆
インテリア/居住性:★★★★☆
パワーソース:★★★★☆
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★☆

松田秀士|モータージャーナリスト
GTでフェラーリを駆る現役レーサー。INDY500やルマンなど海外レースにも積極的にチャレンジする。すでに49歳が目前という年齢ながら、まだまだ走る。モータージャーナリスト活動にも積極的。日本カーオブザイヤー選考委員。

《松田秀士》

松田秀士

成仏する直前まで元気でクルマを運転できる自分でいたい。「お浄土までぶっ飛ばせ!」をモットーに、スローエイジングという独自の健康法を実践する。これまでにINDY500に4度出場し、ルマンを含む世界4大24時間レース全てに出場経験を持つ。メカニズムにも強く、レースカーのセットアップや一般車の解析などを得意とする。専門誌等への寄稿文は分かりやすさと臨場感を伝えることを心がけている。

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