重傷ひき逃げ事件の容疑者が自殺

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24日午後、滋賀県大津市内の公園に設置された公衆トイレで男が首つり自殺をして死んでいるのを清掃に訪れた職員が発見した。

後の調べでこの男は手配中の重傷ひき逃げ事件の容疑者であったことが判明している。警察では事故が発覚したことを苦に自殺したものとみて調べを進めている。

滋賀県警・大津署の調べによると、男の遺体が発見されたのは24日の午後2時30分ごろ。大津市萱野浦付近にある公園の清掃に訪れていたシルバー人材センターの職員が「公衆トイレで男が首を吊っている」と警察に通報してきた。通報を受けた同署員が現場に急行したが、男はすでに死亡していた。

警察で男の身元を調べていたところ、この男は今月16日に大津市内の国道1号線でバイクとの衝突事故を起こし、23歳の女性に重傷を負わせたにも関わらず、事故現場にクルマを放置したまま逃走していた重傷ひき逃げ事件の容疑者と同一人物であることが判明した。

警察では男が事故を起こしたこと、さらには身元が発覚したことを苦に自殺したものとみて、死因と死亡時期の特定を急ぐとともに、ひき逃げ事件については業務上過失傷害と道路交通法違反容疑で被疑者死亡のまま送検する方針だ。

《石田真一》

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