【コタツで楽しむレースゲーム】ナムコ『R:RACING EVOLUTION』は異色

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【コタツで楽しむレースゲーム】ナムコ『R:RACING EVOLUTION』は異色
【コタツで楽しむレースゲーム】ナムコ『R:RACING EVOLUTION』は異色 全 3 枚 拡大写真

ナムコ『R:RACING EVOLUTION』は、同社のレースゲーム誕生20周年を記念して発売された。ナムコ=『リッジレーサー』としての印象が強いものの、本作は過去作品のどれとも傾向が異なる。良く言えば「異色」、悪く言えば「キワモノ」といった感じだ。

違和感を感じさせているのはシミュレータ的な要素がほとんどなく、エンターテイメントに徹しているということだろう。特に主人公の速水レナとなってストーリーに沿って進行していく「レーシングライフモード」は、これまでのレースゲームには無かった概念だ。

実際にはありえないのだが、とにかくいろいろなクルマに乗り、様々なコースでライバルと争う。ストーリーの進行によってプレイヤー(ゲーム上ではあくまでも“速水レナ”だ)に求められるスキルも向上する。

実際のレースに近い部分も存在する。それは敵車ドライバーの“焦り”を示す「プレッシャーゲージ」を採用したことだ。テールtoノーズで敵車を追いかけ回すような展開になるとゲージが動き、フルになると焦りからミスを生じさせてしまう。その間に追い越せばこちらのポイントも上がる…というわけだ。

このゲームで唯一といって良いほどだが、この部分だけは非常にリアル。AIが動かす敵車だが、このシステムを採用したおかげで人間味あふれる挙動をしてくれる。

忘れてはならないのが、「このゲームで少しでもリアルな走りを楽しみたい」と思う場合にはブレーキアシストやABS、トラクションコントロールなどの「アシスト系」を全てOFFにするということ。

デフォルト設定ではアシスト系の介入が激しく、クルマを走らせているという実感に乏しくなる。初心者に迎合した設定なのかもしれないが、レースカーというのは「じゃじゃ馬」なぐらいが丁度いいはずなのだが。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産がエルグランドなど新型4車種投入へ…NISSAN START AGAIN
  2. 「戻せばOK」は通用しない! 現代チューニングの合法ルールとは~カスタムHOW TO~
  3. その“黄色い枠”も隠せます! 必見のナンバーフレーム最新アイテム5選[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. ショッピングセンターに320台の名車・旧車が大集結…第5回昭和平成オールドカー展示会
  5. 「通勤とか買い物にちょうどよさそう」オシャレ系特定小型原付『ウォンキー』にSNSでは反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  2. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  3. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  4. “走る巨大バッテリー”の実力! BEV+家電は悪天候でも快適に遊べる組み合わせだった
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る