【LAオートショー'04速報】ハマー『H3T』---直5ターボ搭載

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【LAオートショー'04速報】ハマー『H3T』---直5ターボ搭載
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ハマー『H3T』のパワーユニットは、直列5気筒のシングルターボ。最高出力は350馬力、最大出力は48.4kgm。『H2』は6.0リットルV8を搭載しているが、今度はどうしてターボ?

理由について開発担当者は、「オフロードでの性能を重視すると、はやり全長の短いエンジンが必要だった。シボレー『トレイルブレーザー』の直6では少し長すぎだ」と漏らした。

そして「実はターボ採用の最も大きな理由は、CAFEへの配慮だ。ターボのほかスーパーチャージャー仕様も検討している」という。CAFEとは、自動車メーカー1社あたりの平均燃費規制。規制値をオーバーすると多額の違約金を払わされる。

大排気量車をラインナップするハマーブランドは、GMグループの中での“燃費調整”が必要なのだ。つまり、このH3T“コンセプト”は市販されることが大前提での開発車両。一応記者会見席の関係者は「お客様の反応を見てから」とは言ってはいるが。

なお生産については、『H1』、H2を手がけるインディアナ州、AMジェネラル社が行う可能性は低いようだ。北米、または海外のGM関連工場で、2005年からの生産開始を考慮している。

《桃田健史》

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