2004年、欧州に導入……トヨタ『プリウス』

自動車 ビジネス 企業動向
2004年、欧州に導入……トヨタ『プリウス』
2004年、欧州に導入……トヨタ『プリウス』 全 1 枚 拡大写真

トヨタは、かつて欧州市場での販売台数の目標として、2005年までに「80万台、シェア5%」を掲げてきた。しかし、2003年時点で86万台を販売し、この目標を達成している。

そして、すでに次の目標である「欧州シェア10%」に注目が集まっている。もちろん、達成できるかどうかではなく、いつ達成するか、に関心が集まっていることは言うまでもない。

2003年のトヨタの欧州での販売台数は、前年比で13%前後の高い伸び率を示した。これは、イギリスで生産している『アベンシス』や、フランスで生産している『ヤリス』(日本名『ヴィッツ』)の好調によるものである。

今後、2003年のような高い伸び率を維持すると仮定すると、6年先の2009年にはシェア10%の目標を達成できる。ただ、10%を超える伸び率を維持し続けるのは、トヨタとしても難しいものがあり、シェア10%達成は2012年前後になるのではないかと予想される。

2004年のトヨタは、引き続き現地生産車のアベンシスやヤリスの拡販に努める一方、ハイブリッド車の『プリウス』を欧州でも販売する。欧州では、日本やアメリカ以上に環境保護に対する意識が高く、環境への配慮をセールスポイントとしたプリウスも広く受け入れられるとの期待が高まっている。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BMWが24車種4万台をリコール…濡れると火災のおそれ
  2. 365万円で買えるMINI登場!「土偶みたいな顔しとる」「現実的な価格」などSNSでは反響さまざま
  3. 「トランプさん、これ買います」最新の4ドアマッスルカー『チャージャー』発表に「めっちゃかっこいい」と高評価の声
  4. ヤマハのEVスクーター『JOG E』が約16万円で登場!「手に入りやすい」「50ccより安い!」など注目集まる
  5. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る