【初日の出暴走】ギャラリーの摘発が相次いだ山梨

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山梨県警は5日、昨年12月30日から今年1月4日まで実施した「初日の出暴走」に関する取り締まり状況を明らかにした。

今回は「取り締まりを強化する」という事前の広報が徹底されていたことや、中央自動車道や東名高速を使って他県から山梨県内を目指すグループを東京都内や神奈川県内でシャットアウトしたこともあり、暴走族の数は激減した。

その一方で「暴走族による騒動を見物するために集まる」というギャラリーは増加。ギャラリー族のクルマに違法改造箇所が多く見られたことから、警察では積極的に取り締まりを実施した。

結果として43人を道交法違反(整備不良)で検挙。駐車場内で酒を飲み、警察の摘発開始後にクルマを運転して逃走しようとした1人を酒気帯び運転の現行犯で検挙している。また無車検のクルマ1台を押収している。

暴走族が例年“最終目的地”と位置づける河口湖を有する富士河口湖町など4市町村では、暴走族への煽り行為を行うギャラリーを取り締まる「暴走族の追放の促進等に関する条例」が施行されているが、今回は暴走族が到達しておらず、これらに対する煽り行為が確認されないことから適用を見送っている。

《石田真一》

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