トヨタの金融事業、今期営業利益1000億円達成へ

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トヨタの金融事業、今期営業利益1000億円達成へ
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トヨタ自動車の金融事業が海外金融子会社の積極展開などにより、高水準の利益をあげている。財務担当の荒木隆司副社長は、2005年度に連結営業利益で1000億円としていた金融事業の中期目標達成が「今年度(04年3月期)に前倒しされる」との見通しを明らかにしている。

トヨタは00年から金融統括会社「トヨタファイナンシャルサービス」を設立し、海外でのオートローン獲得や「トヨタTSキュービックカード」の会員500万人獲得などを推進している。

とくに海外での自動車販売増加に伴う金融事業拡大が順調であり、03年9月中間期の金融事業営業利益は、前年同期に比べ16.2倍に相当する617億円と大幅に増加した。通期では計画より2年前倒しで1000億円の目標を突破するのが確実であり、本業以外でもトヨタの収益力が際立つことになる。

《池原照雄》

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