現役町議が白バス運行で書類送検---青森

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青森県警は7日、自身が実質的に経営するレンタカー会社が所有するバスを使い、無許可で一般旅客運送を行なっていたとして、73歳の今別町議と、このバスの運転を担当していた44歳の男の2人を道路運送法違反(白バス運行)容疑で書類送検した。

2002年2月から2003年11月までの間に少なくとも45万円の利益を不当に得ていたものとみられている。

青森県警・交通指導課、同・蟹田署によると、道路運送法違反容疑で書類送検されたのは、今別町議を務める73歳の男と、バスの運転を担当していた44歳の男。

調べによると、この町議は自身が実質的に経営するレンタカー会社が保有するバスを使い、客の求めに応じて運転手も斡旋。車両を貸すのではなく、いわゆる白バスとして運行させていた疑いが持たれている。

県警には昨年11月ごろ、この町議が白バス運行を行なって不正な利益を上げているとの情報が寄せられ、これをきっかけに内偵捜査が始まった。この結果、バスと運転手がセットで貸し出され、実質的に旅客運送を行なっているという確証を得られたため、同12月以降この町議を含む関係者から事情を聞いていた。

警察では白バス運行の実態を調べ、有権者への利益供与に当たらないかも含め、さらに捜査を続けていく方針だ。

《石田真一》

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