トヨタブースでは4台の『シエンタ』を展示しているが、どれもがノーマルモデルと大きくイメージが異なり、いずれもシャープになった。今回のオートサロンではシエンタは標準仕様とは違う層の顧客の獲得を狙う。
「標準仕様のシエンタはラウンドした造形。優しさや親しみやすいイメージで女性がメインターゲットですが、今回はワイルドさとシャープさを全面にだして、男性をターゲットにしました」と、トヨタモデリスタ・コンサルティングスタッフの吉崎氏は語った。
シエンタ・モデリスタバージョンは、下回りとレンズ類中心のカスタマイズ、ホイールのインチアップで全体イメージのワイド&ロー化を狙う。これらのカスタマイズにより「ノーマルモデルに比べかなり安定感がでた」と吉崎氏。
一方、内装の方はエアコン吹き出し口のリングなどアクセント程度の変更。
今回のカスタマイズパーツのうち、フロント、リアのバンパースポイラーとルーフスポイラーはまだデザイン検討中のものだが、後に市販化を予定しているとのこと。
東京オートサロン=『TOKYO AUTO SALON 2004 With NAPAC』は9日から11日までの間、千葉県千葉市の幕張メッセにて開催。