RVで線路へ進入---立ち往生しても夢心地

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12日早朝、北海道余市町内のJR函館本線の線路上へ泥酔したドライバーがRVを誤進入させ、線路脇で立ち往生するというトラブルが起きた。現場を通過しようとしていた回送列車の運転士が発見しており、急停車したために事故の発生は免れた。

北海道警・余市署の調べによると、トラブルが起きたのは12日の午前5時25分ごろ。余市町内のJR函館本線を走行していた苗穂発倶知安行きの回送列車の運転士が、線路上に後部をはみ出す形で停車しているRVを発見。急ブレーキを掛けた。列車は線路脇に車体を落として停止していたRVの直前で停止し、接触による事故は免れた。

RVの助手席には男性が倒れており、通報を駆けつけた警察官がこの男性を救助したが、後の調べで泥酔して寝ていただけということが判明した。また、この男性はクルマの所有者でもあり、同日の午前4時ごろに酒を飲んだ状態でクルマを運転し、帰宅しようとしていたこともわかっている。

クルマの後部と、通過する列車の間隔は10cmほど確保されていたことから、JR北海道では現場付近を最徐行で通過する措置を取り、上下合わせて6本の列車に最大で5分の遅れが生じた。

クルマは約180m離れた踏切から線路内に進入しているが、警察では積雪でレールが見えなくなっていたため、男性が道路と誤認したものとみている。

《石田真一》

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