一晩に2度、飲酒運転で摘発された教師

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熊本県教育委員会は13日、一晩に2度の飲酒運転摘発を受けていた宇城地区の中学校に勤務する40歳の男性教諭を同日付けで懲戒免職処分にしたことを明らかにした。

この教諭は摘発の3日前に生徒の個人情報が入力された磁気ディスクも紛失しており、県教委では「教師としての自覚が足りず、悪質」としている。

熊本県教委によると、13日付けで懲戒免職処分となったのは、同県の宇城地区にある中学校に勤務する40歳の社会化担当の男性教諭。

この教諭は昨年11月21日の未明、宇土市内の居酒屋でビール5杯程度の飲酒を行った後、熊本市内に向かおうとしていたところで警察の飲酒検問を受け、酒気帯び運転の現行犯で摘発された。

教諭は「これ以上の運転はしない。代行業者を呼ぶ」としてその場で約3時間の仮眠を行ったが、代行業者が捕まらなかったことから自分で運転して帰宅しようと判断。クルマの運転をしていたが別の検問所で再度の摘発を受け、一晩に2度も飲酒運転でキップを切られた。

後の調べで、この教諭が飲酒運転をしてまで熊本市内に向かった理由が、摘発の3日前に紛失した生徒の個人情報が入った磁気ディスクを拾得者のところまで受け取りに行くためだったことがわかった。このディスクも勤務先からの帰りに立ち寄った温泉施設で紛失したことが判明している。

県教委では「教師としての自覚に欠ける。一晩に2度の飲酒運転摘発も前代未聞だ」として懲戒免職の処分を決めると同時に、監督責任としてこの教諭が勤務していた中学校の校長に対して減給10分の1を1カ月。教頭に対しては戒告処分を実施している。

県教委によると、2003年度(平成15年度)の懲戒処分は10件15人となっており、教師のモラル低下を原因としたトラブルによる処分が目立つとしている。

《石田真一》

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