逆走車を避けようと? 大型トラック8台が多重衝突

自動車 社会 社会

14日未明、静岡県御殿場市内の国道246号線で、急停止した大型トラックに後続車7台が追突。合計8台が絡む多重衝突事故となった。この事故で前から6台目のトラックを運転していた40歳の男性が全身を強く打って死亡したほか、4人が重軽傷を負った。

静岡県警・御殿場署の調べによると、事故が起きたのは14日の午前4時ごろだという。御殿場市萩原付近の国道246号線の上り線で車列の先頭を走っていた大型トラックが急ブレーキを掛けて停車したところ、後続の大型トラックなど7台がこれを避けきれずに次々と追突した。合計8台が関係する多重衝突事故に発展した。

この事故で前から6台目のトラックを運転していた40歳の男性が収容先の病院で全身打撲と外傷性ショックが原因で午前7時ごろに死亡。他のトラックのドライバー4人も足の骨を折るなどして重軽傷を負った。

警察では先頭のトラックを運転していた男性から急ブレーキを使用した理由について事情を聞いているが、この男性は「下り線側から上り線へ逸脱して逆走していたRVとの衝突を避けるために急ブレーキを掛けた。RVはこちらのトラックの鼻先をかすめるようにして逃げた」などと話しているという。

警察ではこのRVが事故を引き起こす原因になった可能性が高いとして、他の目撃者がいないかどうかを探す方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産のピックアップトラック、『ナバラ』新型が11月19日デビューへ
  2. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  3. 無線LAN内蔵&業界最大4.0インチ、ブリッツのレーザー&レーダー探知機「TL406RW」が発売
  4. ポルシェ『911 GT3ツーリング』、コロンビアの熱帯雨林をテーマにした「オセロット」発表
  5. コックピット見えた! 2027年型ポルシェ『718ケイマンEV』、衝撃の価格も発覚
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る