我が子をひく!……運転していた母親も大けが

自動車 社会 社会

20日午後、愛知県安城市内の民家敷地内で、クルマから飛び降りた2歳の男児が、車庫入れを行おうとしていた母親(32歳女性)の運転かるクルマにひかれ、死亡するという事故が起きた。

母親も男児をひいたことで慌てて運転操作を誤り、左足を切断する重傷を負った。

愛知県警・安城署の調べによると、事故が起きたのは20日の午後3時30分ごろ。安城市東端町付近にある民家の敷地内で、この家に住む32歳の女性がクルマを車庫に入れようとしたところ、先にクルマから降りた2歳の男児が正面にいることに気づくのが遅れ、そのままはねてしまった。

女性は男児をはねたことでパニックになり、クルマの停止動作を行わないまま、飛び降りて救助に向かおうとした。だが、この際にクルマが暴走。そのまま左フェンダーを門柱に激突させた。

事故を起こしたクルマは左ハンドルだったことから、飛び降りようとした女性は門柱に激突したことで勢いよく閉まったドアに左足を挟まれた。2人はすぐに病院へ搬送されたが、男児はほぼ即死の状態。女性の左足は閉まったドアによって切断されており、全治未定の重傷を負った。

警察では事故の原因を調べているが、当事者である女性が重傷を負っており、事情を聞けないため、発生状況などはよくわかっていないという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『GLC』新型、航続713kmのEVとして登場…IAAモビリティ2025
  2. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  3. ダイビングで拾ったゴミとMITSUBISHIトライトンで見つけた新しい相棒関係PR
  4. 「スズキがちょっと大きいSUV出してきた!」新型SUVの『ビクトリス』、日本のSNSでも「ちょうどいいサイズ」と話題に
  5. 「手組みのエンジン!?」65万円のマツダ NDロードスター用「リビルドエンジン」にSNSで期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る