カヤバ工業、日本パワーステアリングを吸収合併へ

自動車 ビジネス 企業動向

東証1部に上場している自動車部品メーカーのカヤバ工業は、同社が100%出資している日本パワーステアリングを4月1日に吸収合併すると発表した。

23日開催の取締役会で決議した。生産と販売を一元化してステアリング事業の効率化と開発スピードアップ、グローバル展開が目的。

日本パワーステアリングは、カヤバ工業の完全子会社で、主に自動車用のパワーステアリング関連製品を製造し、製品はカヤバ工業で販売している。

今回、カヤバ工業は日本パワーステアリングを吸収合併して、ステアリング事業の収益向上と事業基盤の強化を図る。製造と販売、技術を統合することで生産や管理・間接部門の効率化、開発スピードアップとグローバル展開を図る。

4月1日に合併してカヤバ工業が存続会社となり、日本パワーステアリングは解散する。

合併に伴って、2004年度以降、カヤバ工業の単独決算で、営業利益、経常利益がそれぞれ約4億円増加、当期純利益が2億円増加する見込み。売上高、連結損益計算書への影響は無い。

《レスポンス編集部》

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