免許証改変した教師、懲戒免職

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鳥取県教育委員会は22日、1994年に運転免許証が失効した以後も、自分で免許証の有効期限部分にシールを貼るなどして偽装し、9年間も無免許運転を続けていた小学校に勤務する47歳の女性教諭を同日付で懲戒免職処分に科したことを明らかにした。

県教委によると、無免許運転を続けてきたことによって懲戒免職処分が決まったのは、鳥取県日野町内の小学校に勤務していた47歳乗の女性教諭。

調べによると、この教諭の持っていた運転免許証は1994年3月に失効したが、しばらくその事実には気づかず、更新手続きの猶予期間を過ぎてしまっていた。

しかし、再取得を行うような余暇も無いことから、免許証の期限部分にワープロなどで作成した新しい有効期限の日付を貼り付け、偽装していた。

職場に提出するコピーではこの偽装でも発覚しなかったが、この教諭は昨年12月18日に米子市内で物損事故を起こしており、その際に駆けつけた警察官によって無免許運転が発覚してしまった。

県教委では処分を検討してきたが、模範を示すべき小学校の教諭であることを考慮。「指導的立場にある教職員への信頼を著しく損なう極めて悪質な行為だった」と判断し、懲戒免職処分の実施を決めた。

鳥取県内で教職員や教育関係の部署に配属されている公務員が無免許運転で懲戒免職処分となったケースはもう1件あり、2003年度では2人目となる。

《石田真一》

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